長時間、スマホやパソコンを使用している時に、
・めまいがしてくる
・頭痛がする
・吐き気がする など
このような症状が出たことはありませんか?
ご来店いただいた40代女性のお客様。
お仕事で1日パソコンを使用されている方です。
常に首にコリを感じていて、
肩はコリを通り越して痛みを感じている、
頭痛もする、
めまいがしてふら~とすることがある、
という症状がありました。
胸鎖乳突筋と僧帽筋の緊張が強く見られていました。
首まわりや肩まわり(胸鎖乳突筋や僧帽筋など)を、頭蓋調整を含めた全身調整をさせていただき、
調整後は
「頭痛がない」「すっきりしました」
とお声をいただきました。
定期的に全身調整をさせていただくことで、ガチガチに硬かった首、肩まわりがやわらかくなり、頭痛の頻度もだいぶ減っている、とのことでした。
肩を巻きこみ、うつむく、背中を丸めるの3点セットの姿勢はストレートネックになりやすくなります。
ストレートネックは、
首には7つの骨があって、前方にカーブを描いているのですが、首のカーブがうしなわれてしまっている状態です。
頭の重さは5~6kg、スイカと同じくらいの重さです。
首を30度前に傾けると15~18kgもの重さが首まわりの筋肉に負担がかかります。
首と自律神経はすごく大切な関係です。
自律神経は迷走神経(第10脳神経)と関わってきています。
迷走神経は、肺や心臓、食道、胃などのお腹の臓器の諸器官に分布しています。運動神経・感覚神経および自律神経を含み、知覚・運動・分布を支配しています。
首コリ肩コリの原因にもなる胸鎖乳突筋と僧帽筋は、副神経(第11脳神経)と関わっています。
迷走神経も副神経も、脳幹の一部である延髄の側面から出て、頸静脈孔(頭蓋内と頭蓋外を交通するあなの一つ)から出ていきます。
ストレートネックであったり、頚椎(特に上部の方)にゆがみがある
⇩
頸静脈孔の圧迫が起こる
⇩
後頭下筋群や胸鎖乳突筋、僧帽筋に強いコリが続く
⇩
迷走神経の機能低下、自律神経が乱れやすくなる
すると…
・首、肩こり
・血圧が下がってふわーっとする、血の気がひく
・めまいがする
・気分が悪くなる
・冷や汗が出る
・頭痛がする
・耳鳴りやめまいがする
・夜眠れない
などなどの症状があらわれます。
スマートフォンやパソコンの時の姿勢がまさにそうです。
長時間そのような姿勢でいる時には、
時々(できれば15分に1度は)、反対の姿勢をするといいです.
・顔を上げる
・胸を開く
・背すじを伸ばす
空を見上げて深呼吸、外の自然の音に耳を傾ける
画面から離れて『今この瞬間』を感じる
ぜひおすすめです。
自律神経は脳から全身に張り巡っていて、首は脳と全身をつなぐ大事な場所です。
今日も重要な橋渡しをしてくれている首に感謝ですね。
注意⚠️病気が隠れていることもあるので、
・血の気ひく、気分が悪くなる、視界がぼやける・暗くなるなどの前ぶれなく急に失神する
・横になって休んでも症状が改善しない
・胸に痛みや息苦しさを感じるなど他の症状がある
その場合は医療機関を受診した方がいいこともあります。
我慢せずにおからだ第一で、受診して診てもらってください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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